
みなさんこんにちは、黒ナンバーFX行政書士です。
さて今回ご紹介する行政書士業務は、「パスポート申請手続代行」業務です。
ん?なにそれ、と思う方もいるかもしれませんが、読んで字のごとく、パスポートの取得申請手続きを代行する業務、です。
そんなことも行政書士の業務なの?と言われる方もいるかもしれません。そうなんです。なぜなら行政書士の業務は官公庁に提出する書類の作成をお客様に代わってする事なので、もちろんこうした事も業務の範囲内なのです。
パスポートの申請、みなさんしたことありますか??
海外旅行も当たり前の世の中です、いまやパスポートを持っていない人の方が少ないのかもしれません。
しかしながらお恥ずかしい話、私はパスポートを持っていません。有効期限切れになったとかそういうものではなく、生まれてこの方パスポートを持った事がありません。海外に行ったことがないのです。言わば私はガラパゴス行政書士なのです。
強がりを言うようですが、飛行機には乗ったことありますよ。ええ、強がりですね。
パスポート申請手続き業務について色々調べました。生まれて一度も取った事もない行政書士が、です。
パスポートは外国に入国する時には必ず必要になるもので、国籍や身分を証明するものです。これがないと入国すらできないでしょう。
外国で旅行中にパスポートを紛失したとか盗難にあった、なんて話を聞いたりしますが、もしもそんな状況になってしまったら、その後の旅行はうまくいかないかもしれません。せっかくの海外旅行が台無しです。
このパスポートの申請に関しては、住民登録のある居住地のパスポートセンターや役所等で手続きをすることが基本です。
10年、5年の有効期間があるざっくり2種類のパスポートがあります。10年の方が若干手数料は高いですが、どうせなら10年の有効期間があるほうがいい気もします。12歳未満は5年のみとなっています。
申請して1~2週間ほどたってから受取りとなりますが、最低でも窓口に2回行かなければならない事になります。郵送対応はしておらず、窓口によっては土日は休みの場合もある為、一般のサラリーマンだと実は結構難易度が高かったりします。
また小さなお子様がいるお客様にもかなりハードルが高い可能性もあり、パスポート申請代行は隠れた需要があるかもしれません。
申請に必要な書類としては戸籍謄本の他、本人確認書類として1、2点必要になります。本籍地が遠いケースだと戸籍謄本が取りづらい人もいるかもしれませんね。
本籍地が現在の住民登録とは別の場合、以前なら本籍地の役所と郵送でやりとりする必要がありましたが、令和6年の3月1日より広域交付制度というものが始まり、居住地の役所経由で戸籍謄本を取得する事が可能となりました。これは画期的なことです。
居住地の役所と本籍地のある役所がやりとりをしてくれて、居住地の役所で戸籍謄本を受け取る事ができるサービスです。私も以前使いましたが即日交付は難しいのですが、1週間から2週間程度で交付されました。ちょっと遅いなと思いましたが、どこまでの戸籍が必要かや、転籍を多くしていた場合、やりとりする役所も増えるので、これは人によっても違いがあるようです。
とまあこうした便利な制度もできてきてはいるものの、それでも役所に行く手間はかかるので、時間がない方もいらっしゃると思います。
そこで行政書士の出番となります。行政書士にお任せいただければお客様の戸籍謄本も代行して取得する事ができますので、スムーズにパスポート申請の手続きをする事が可能となります。
ちなみに広域交付制度の利用はあくまでも本人に限られており、この制度を代理人、即ち行政書士が利用してお客様の戸籍謄本を取得する事は禁止されています。行政書士が業務としてお客様の戸籍謄本を取得する場合は、本籍地の役所と直接やりとりをする事になります。
申請業務は行政書士が行い、受取りはお客様が直接窓口へ行って頂き、手数料をお支払後無事にパスポート受取り完了となります。
窓口で払う手数料は有効期間10年で16,000円、5年で11,000円、12歳未満の場合は6,000円となっています。
私もパスポート申請手続代行業務を自身の業務に追加しましたので、これからパスポートの取得や更新が控えてるんだよな~だけど時間が取れそうもない!困ったぞ!という札幌近郊にお住まいの方がおられましたら、こちらをご覧頂き、お問い合わせフォームよりお問い合わせ頂ければ幸いです。
郵送等でのやりとりも可能となっております。
まあその前に私個人のパスポートを申請しろよって話なんですが・・・申請します。